元大手買取専門店の営業マンが車を高く売る方法教えます!

外装のポイント

外装の査定ポイントを考えるときに一番わかりやすいのが、人間でいう整形外科です。
骨折したことがあるか、それとも打撲や打ち身、捻挫はあるが、骨に支障をきたしたことはないというのがすごく重要です。

 

査定会社やユーザーが一番気にする事故車の定義は、人間でいうと骨折したことがあるか?ということになります。車にはすべてのボディーの内側にフレームという人間でいう骨組みがあります。このフレームを修正したことがあるかどうかで事故車かどうかを見極めます。
なぜフレームに修正した跡があるとよくないのかと言いますと、軽い衝突だとフレームの修正はせずに板金塗装だけで済むことが多いですが、大きな衝突があると表面のボディーを治すだけでは歪みが生じるため、フレームをしっかり修正しないとならないのですが、フレームまでに及ぶ衝突の場合、ぶつかった衝撃で他の箇所にも支障をきたすこともあり、場合によっては、将来的に大きな故障に繋がることもあるのです。

 

査定の手順としては、以下のように見ていきます。
①外周を一周見て、板金塗装の跡がないか?を確認
②外装の傷の箇所をオートオークションの査定と同様の表記で書き出します。例)A1、A2など
③板金塗装の跡があった場合、フレームの修正がないかフレーム箇所を確認
④ボンネットを開いてフレーム修正の跡がないかを確認
⑤エンジンルームに異音がないか確認しベルト類なども確認
⑥タイヤの山と傷、ホイールの傷を確認
⑦雹害の跡がないかを確認
⑧フロントガラスに飛び石がないかをチェック